【考えるヒント・今日の言霊】5000号応援言霊キャンペーン実施中⑥
新卒第1号Bが一番印象に残っているベストはこれだ!
8月5日(水)に中土井鉄信が書くメルマガ【考えるヒント・今日の言霊】が5000号を迎えます。
この5000号を目前にして、【考えるヒント・今日の言霊】のエピソードやバックナンバーをご紹介しています。今回は6回目です。
マネジメント・ブレイン・アソシエイツが、初めて新卒の採用をしたのは2012年のことでした。それまではスキルをもった経験者の採用ばかりだったのですが、学校を出たばかりの若者を責任をもって育てるという覚悟で新卒採用に踏み切りました。
この時に新卒第一号とし入社したのが、Bさんです。
英語も話せ、スペインへの留学経験があるというBさんは、中土井の面接が「おもしろく」、「この人と一緒に働きたい」と、マネジメント・ブレイン・アソシエイツに入社しました。
内定が出た後、4月の入社までに、何回か内定者研修を行いました。
12月の内定者研修時に、Bさんが先輩社員から読むようにススメられたのが、【考えるヒント・今日の言霊】です。Bさんは、早速、その日に「まぐまぐ」に登録しました。
Bさんが一番印象に残っているという【考えるヒント・今日の言霊】が、この内定者研修の翌日に配信されたものです。
2012年のクリスマスイブ。12月24日の配信でした。
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【考えるヒント・今日の言霊】
2012年12月24日(月)
VOL.3104
作者:中土井鉄信
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■ 今日の言霊:シェイクスピア
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わたしには道などないのだ。だから目はいらぬ。目が見えたときにはよくつまずいたものだ。
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■ 考えるヒント
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◇今日の言霊は、人間の過信について言っているように思える。私たちは、目が見えれば目に頼り、耳が聞こえれば耳に頼ってしまい、それで全てがわかったように思ってしまうのだ。
◇だから、今日の言霊も「目が見えたときにはよくつまずいた」と言うのだ。自分が見えていることが全てだと思って歩いて行くのだが、見えないところに石ころが、あるものなのだ。
◇今日の言霊が言うように、もし目が使えなかったら、私たちは、目が見える時よりももっと謙虚に、慎重に転ばぬように歩いていくだろう。自分には何も見えないのだという自覚が私たちを素直にさせて、驕りを捨てさせるのだ。
◇そして私たちは、誰に導かれることなく、自分が進む方向へと行くのだ。ゴールはない。ただ自分が歩いて行くだけだ。謙虚に慎重に。
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「どんな気持ちで、この言霊を読んだの?」と尋ねても、Bさんは笑って答えてくれません。
まあ、話したくないこともあるものです。
「でも、卒業まで単位が多く残っていたので、後期のテストは【考えるヒント・今日の言霊】を読みながら、勉強しました。(笑)」
めでたく卒業、そして2013年4月に入社。
以後、マネジメント・ブレイン・アソシエイツ初の新卒という道なき道を、つまずきながら、でも笑いながら歩むことになりました。
そして、7年。たくましく成長し、今は会社の中心メンバーとして活躍しているBさんがいます。