★学習塾で売っているものとは何か?@学習塾開業コンサルタント
2015年11月4日
こんにちは!
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツの@学習塾開業ブロガーです。
秋もいよいよ本番となってきました。
2016年の春に開校をしようという方は、そろそろ本腰で準備作業をはじめようと思っていることでしょう。
さて、今日は、学習塾が提供する商品の特性について書いてみたいと思います。
学習塾の商品というのは、「学習指導」とそれに付随するサービスです。
これは皆さん、異論がないことでしょう。
ということは、学習塾が提供する商品は、目に見えるモノ、形として存在するモノではなく、実際に学習塾に入ってみて体験しなくては、その商品の良し悪しが分かりにくいものであるということです。
つまり、学習塾の商品を購入するにあたっては、顧客はより多くの手がかり、判断材料を常に求めているということです。
また、普段、私たちはあまり意識をしませんが、学習塾は「会員制サービス」です。「○○塾」の会員になった生徒(保護者)は、会費(月謝)を支払い、その塾のサービスを受けます。
学習塾の場合、一過性のサービスを想定していません。継続したサービス(受験が終わるまで)を提供することが前提となっています。それは顧客も承知しています。この意味で、かなり囲い込みが強い会員制サービスが学習塾なのです。
上の二つの学習塾の商品特性を聞いて、どう思われましたか?
営業経験がある方なら「これは売りやすい商品だ」と思われた方と、「けっこう難しいぞ!」と思われた方の二つのタイプに分かれるでしょうね。
興味深いことに弊社の顧問先の塾で成功している塾の経営者をみると、上記二つの感想に偏りがあるんですね。「これは売りやすい商品だ」と思った方が成功確率が高いのか、それとも「けっこう難しいぞ!」と思われた方が成功率が高いのか?
それはここでは内緒にしておきますが、ただ、上記二つの商品特性をトコトン、突き詰めて考えることが、成功のポイントであることだけはお忘れなく!